アストロ・メールマガジン編集後記↓
「8話前編で生涯かけての勘違いが露呈した大門だけに、その反動がどう表れるのか」
おいおいおいおい、こらこらこらこらっ!!
…な…なんてミもフタもない…!
原作の伊集院兄弟の物語は、たしかに、どうにも大ごとになり過ぎた。
あそこまで引っ張るつもりだったのか、原作の先生方に一度伺いたいところだが。
端折られるのは量的に仕方ないとしても、球四郎を軸にしてアストロ抹殺を動かす力(負の力ではあるが)にすらなる兄弟の確執が、どこか、伊集院さんちのご兄弟の問題よねぇ…と云う扱いになってやしませんか、ドラマ『アストロ球団』。
そこに「時間の都合上、端折る」以上の愛のなさを感じるのは、あの兄弟を贔屓にしている者のヒガミだろうか?
おそらく、伊集院兄弟を描くにあたっての一番のネックは、家と流派の掟、肉親への情愛を生真面目に背負って歪んでゆく兄と、兄のことになると自分を見失う弟に共感しづらいことだと思われる。
兄弟贔屓の人間だってオールOKってわけじゃないですから。
とはいえ…。
二人の過去設定が変わったのに説明不足のままじゃ、兄上が短慮で嫉妬深い若造だってことになっちまうと心配していたところへ、腹掻っ捌いて「思い違いと嫉妬から父親殺してしまいました」などと詫びられて御覧なさい。やりきれませんわ…orz
ここで、大門の死は、かなり個人的なものだ。
父と自身の罪も、『家』の重さも、デスマッチ野球の犠牲を生んだ暗い力も見えにくい。
あえて死を選んだというより、己の未熟さの返り討ちにあって死ぬしかなかった等身大の若者という造形は、今時らしいのかもしれないが。
おかげで、周りも妙に沈んでしまっているし、そこに入れ込まれた原作に沿った言葉の収まりどころの悪いったら。
例えば球三郎は、最後まで己の負ったものはきちんと抱えたまま逝った兄の、悔いのないことを認めて「満足したね」と呼びかけるのだが、この場合、そうだとでも思わなきゃ弟の方がやってらんないように見える。
カリフラワー3兄弟の「つまんない兄弟喧嘩に巻込むなよなー」というセリフは、案外作り手の本音かもしれない。
どれだけ大掛かりになろうが、端から見たら他人の家の内輪揉めだ、と言われたらそれまで。
それまでだが、まぁ、たかがでされどなのですよ…。
それとも、収まりきれない上に理解しにくい大ごとは「兄弟喧嘩」として片付ける以外ないのか。
叔母がカリフォルニアに住んでいる。
戦後、新制大学制度のもとで設立されたミッション系大学の一期生としてアメリカ留学し、単位と一緒に旦那も取得して、そのまま居ついてしまった。
おかげで彼女の日本のイメージは、ほとんど最近になるまで進駐軍がいた頃を引き摺り、メンタリティはすっかり善意を疑わないアメリカのご婦人になっている。
仕事もリタイアし、現在の日本に来ることが多くなったので少し対応が変わってきたが、以前はクリスマスになると、どっさりお菓子や古着を救世軍に寄付するみたいに送ってくれたものだ。
送ってくれるお菓子の中に、よく入っていたのが"See's Candies"のチョコレート・ボックス。
色とりどりのクリーム、タッフィー。なにより、強烈な甘さ。
今日、久しぶりに行った表参道の裏通りで"See's Candies"のショップを見つけた。
アップルパイとミント・フレーバーのチョコレートを買って、裏道散策しつつ齧ってみた。
――激甘。これだわ、こうでなくっちゃ(笑)
商品コンセプトは「厳選された素材を原料に、無添加・無着色」だそうだが、そぉか?と言いたくなるほどだ。
アメリカに渡った叔母は、この甘さに横っ面張られたような気分になったんだろうと思う。
あの頃の日本人に、これが豊かさだと信じさせるには十分過ぎるだけの力があったはず――そんな味だ。
スイッチが切り替わるように、場面も人の気持も切り替わってゆくめまぐるしい展開の今回。
原作読んでる人間さえ、頭の中で補完しながら必死でついていかなきゃワケが判らなくなるというのは、如何なものか…(泣)
場面は、5回表ビクトリーの攻撃。二死満塁、バッター伊集院大門。
アストロシフトもありで、さすがにこれは引っ張ってくれるかと胸躍らせたら、1球でカタがついちまいました。
…そんな、いきなりですか兄さんっ?!
いやぁ…詫び状の中身違いましたね。読みながらクシャクシャに泣いてる球七と一緒に泣きました、いろいろな意味で…。
どうしたらいいんだろう…これって。
彼が自分で「嫉妬と思い違い」と認めた以上、原作どおりのセリフを入れ込むのは、すごく違和感があるなぁ。
「崇高な死に様」でいいのか?とか、「兄さん、満足したね」はどうよ?とか、毒づく球四郎のセリフに真っ向反論できない自分がいるよ、とか……まぁ、こちらはTVの前でガックリ肩落として、盛大にため息ついちゃったりするのだった。
このあたり後ほど別立てで、なんか書こうかと…(血涙)
けっこうマジに伊集院さんちの二人に入れ込んでる心には隙間風が吹きまくりだったけど、腐ってる私の興味は満足させてくれて、ありがとう。
ホントにやったぜ、球三郎が兄上をお姫様抱っこ!(泣笑)
大門役の役者さん、ガタイのいいお兄さん方が居並ぶの中でなんとも小柄で華奢に見えて、どうしてこの人だったのかと思っておりましたが、今回よおっくわかりましたよ…。
彼をキャスティングした理由は、「特技:空手、茶道(表千家)」よりなにより、弟がお姫様抱っこをできそうな体格だったからなんですねっ?!
思えば原作の球三郎、同じ容積にしたら脂肪の3倍の重さのある筋肉がびっしりついた全身これ武器という、あの兄上様を、芝居やバレエで仮死状態になったジュリエットを抱き上げるロミオのように、あっさり抱っこである。
ドラマの弟の方は、兄のテレパシーで失神したり平手打ちで吹っ飛んだり、余り丈夫じゃなさそうなのでがっしりな兄上だとダメだったんだな。……ふふ、ふ…(あ、壊れた)
注目しどころが偏っている人間は泣かされっぱなしだが、流れはハズしていないこのドラマ。
球四郎のファイナル大魔球。
球のキレが悪くなった球一の指のしこりを球四郎が刀で切ってやるシーン。
アキレス腱を痛める球七。
ジャコビニ流星打法を球四郎の盾になって受けるバロン。
峠会長とシュウロの大将のちらっと過去話も添えた上、ファイナル大魔球がスピンボールだと言う解説をONのおふたりにお願いして、詰め込めるだけ詰め込んだ後半10数分。
頭がショートしそうになりました、も、話追うだけで精一杯っす。(後で少し追加するかもしれないけど)
それはそうと…バロンがカッコええ…。オネェ言葉からの変わり身が、かなりツボ。どうしよう?(<聞くな)
7回裏二死満塁――。
球一に打たれた一投のあと、球四郎の右腕はついに動かなくなる。
うわぁ、あと2回でどうカタつける?球五はどうなる?――待て、次週!
さて、最後に。
日付変わりましたので今夕になりますが、定期演奏会本番のメイン・プログラム、ラッター『レクイエム』は、お宗旨違いやこの場合いいのかどうかは一切置いといて、大門兄上に捧げたいと思います。
……合掌。
先日左手の薬指に指輪をはめていたら、オヤジさんに「珍しいことしてたけど、虫除けか?」とチェックされてしまいました。
いーえ!ただサイズがここしか合わないだけですっ!!
9号サイズの指輪が左右中指には細すぎ、右手薬指には大きすぎというめんどーな手をしている私でございます。
虫除けなんて贅沢言ってらんねぇ娘にそらないだろうよ、おとっつあん。
今日は、今日でLUSHのソープにチェックが入った。
カタログを見ていたら、オヤジさん覗き込みながら、
「風呂場に置いてあった、テンプルで固めた油みてぇなヘンテコなの、あれ石鹸か」
………。
父にかかれば、LUSHの「みつばちマーチ」も哀れ廃油扱い。
気になって見に行ったら…くっ…似てるかも…むしろ「吸わせるテンプル」のスポンジに(泣笑)
「一試合完全燃焼ボール」は、今度は病室で球五の付添いです。
うっかりすると野球以外のことに気を取られがちで判らなくなるけど、試合は4回表。
球場では、ビクトリー応援団の音楽隊を指揮する怪しげな男が登場。
おお、グラウンドに飛び降りた姿はイケる!
そこにかぶる古田氏ののどかなナレーションがなんともいえません(笑)
球一はその姿に困惑を隠せないが、さすがに球七の「球三郎も負けそうってかんじ」と云う品のないジョーク(by球二)は、この場合いろいろな意味でシャレにならないらしくカット。
そのかわり、懐かしいドリフ・ネタをありがとう明智兄弟!(笑)
大門兄上を怒らせるより呆れさせながら、ストリップショーを展開するバロンの香水瓶の中身は、ムッシュー・ランバンじゃなくてバラ・べルサイユだと思いますが、いかがでしょうか?
毎度のことながら、この男と大門の絡みも、続く敬遠の場面も気がつけばあっさりめ。
敬遠のシーンなぞ、時間の都合上、弟の方に覚悟決めてもらうキッカケに転用されてしまって病院食並の超薄味でございます。もっと濃い味付けにして頂けないものか。『アストロ』に一日の適正塩分量なんてヘルシー志向は似合わないんだけどなぁ。
場面が移り、九人目の超人をシュウロに預けるのは、憎しみを糧に真のライバルに出会うこともなくきてしまった球四郎を打ち負かして欲しいからだと、胸の内を語る峠会長。
愛人の子として生まれ、痣のせいで疎まれてきた生い立ちを明かすところで、あの、愛人の子って、「誰の」がないと実は孫と云うことにしてるけど自分が若い愛人に生ませちゃったのか、ご子息が、なのかわかりません////
こっちが『峠会長愛人疑惑』にドキドキしているあいだにビクトリーが3点差として4回裏へ。
ジャンプ掲載時、思わずページを閉じてしまった貴公子シャワーシーンは、暗めのトーン。流れを止めようがない切迫感を表していて、きれいな撮り方。
そしていよいよ白いユニフォームなのだが…。
当時、この球三郎を見たとき嫌だと思ったのを憶えている。「球三郎様やめて!」の嫌ではなくて、この人のことキライいになっちゃいそうだ、と云う種類の嫌。
苛立ちを憶えるのは今でも変わらない。
たとえ覚悟を形にしたにせよ、道具立てをどうにかする暇があったら、もっと別にすることがあるだろうに、兄のことになると文字どおり「盲いている」彼が嫌なのだ。
――だめだ、際限なくキャラ語りになりそうなので、先いきます。
球三郎の姿に仲間は騒然。
「何だ、その格好?」と言う球八の反応はもっともだよな、と私が心のなかで呟いたのはさておいて――
ちょっと、待て。球七どーしてアンタがベンチにいるの?!
…あ〜、誰かがシャワー浴びてる間に返ってるよ。
ダメだって、そこで呆れたように「てめぇ、死神に憑りつかれやがったな」とか言ってないで3塁に戻ってよぉ!!
時間がないとはいえ球一も、もっと食って掛かるかと思えば案外あっさり行かせちゃうし。
こっそり…ここでガッと球三郎の肩を押さえる球一の手が妙に色っぽいと思いました。
球六は、ひとり複雑な顔。
兄弟対決に、球七の代わりに突っ込んで行ったのは球二だった。
本来止める人間が返っちゃってる以上、アストロへの情熱が一言では語れない球二の役割ということなのだろう。
ここまでキャラを掘り下げてもらえてよかったね。まさか、君がバット振り上げるようなことするとは思わなかったけどさ。でも、そのあと突っ伏すところが君らしいよ。
バットを振り上げた球二を球六が止めに入った…だけじゃなくて、ロクさん、球三郎がやめてと言ってるのに、この場でいきなり
「大門さんよ!あんたも耳かっぽじって聞いときなっ!」
とかって、お家の事情暴露。
話は、やはり伊集院家の「とよ」さんから聞いたらしい。余程この人なら大丈夫と見込んだのか、アカの他人に彼女ずいぶん細かいことまで打ち明けたもよう。(球三郎とのやりとりを門柱の陰から明子姉ちゃんのように見ていたに違いない)
先ほど敬遠されたときに大門が身につけた黒帯がここで、重要な小道具になる。
話にならないと拒む大門だが、球六に帯を見てみろ、と言われて探ってみれば中から守り袋。そこには大門が伊集院千岩の子であると示す写真が入っていた。
しかし、この帯は何なのなのだろうか?
何にしても、そらねぇだろう千岩のおっさんっ!っつうかんじである。親父さんのしたことがしたことだけに帯が誰の手に渡っても、いろんな意味でツライぞ、それって。
始末が悪いな。もっとも始末がよけりゃ、今ごろ息子さん達は…(泣)
大門が徐々に孤立し、球三郎との決着に暗い情熱を傾けていく過程をきれいさっぱり省略したかわりに、ここで一気に、父親殺しが誤解だったと突きつけて、短時間に彼を追い詰めるという荒業をやってのけてくれた。
真実か明らかになっても今更引き返せない兄上が、球三郎を葬るべく仕掛けるのは
…ああ…文字にしたくない…
人間ナイアガラ!(大泣)
文字にするのもツラいものを、兄上ったら声に出すんだもん…。
それに「あすか」ってなにさ?「ひちょう」だと思うよ、兄さん。
再三ですが、お願いです。誰か兄上に漢字の読み方を教えてあげて下さい。
傷だらけなってもなお球三郎は大門に立ち向い、ついには兄に気の済むまでと身を差し出す。しかし兄は「まだわからんのかっ!」と言い放ち、弟の頬を打つ。
平手で打つというのは、どうかすると別の芝居を観ているような気分にさせられるが、この場合これでいいのだと思う。
ここで弟に固い拳を向けるだけのものは、もう大門の中にはないのだから。
『たとえ命を懸けていようが、優しさなどでは…人は救えん。
余計に相手を惨めにさせることがあるのだ』
――これは、相手に言い聞かせるための言葉ではなく、告白なのだ。
先日ビール飲みつつ『アストロ球団・第七球 後編』の録画をボーっと観てましたら、不二食堂のおカミさんが驚きのあまりラーメン丼取り落とすシーンに続いて、球三郎がデッドボールを受けるところ―のテレビ中継―どっかで似たようなものを…と。
あれだ、第五球後編で大門が椿を首ごと切落すのと、倒れる球三郎がかぶるシーンだ。
兄の憎悪と殺意の象徴が赤い椿なら、このたびの、頭にデッドボールを食らって倒されたことのショーチョーはラーメン丼なのだろうか…。
似てますかね、砕けたヘルメットと丼?(笑)
ドラマにおける伊集院球三郎という人は、演出さんから間違った、もしくは非常に屈折した愛の注がれ方をしているのか、ただ辱められているのか、よく判んないのである。
このまま判んないと、酒量が増えそうなので態度をハッキリさせてほしいのだが…(<をい)
…を浅田次郎の小説で、再確認しました(笑;)
↓こちらでブックレビューやってます。
<乱読屋……ほんの本ですが> 11/15 『お宝頂戴仕ります』
副題『やっと終わった・パート2』
日曜は、バレエ・スタジオの発表会だった。
土曜日に発表会後のパーティー用にケーキを3台作って、卵白の泡立てで筋肉痛…(^^;
発表会と言っても、外のお客が入るわけではなく日ごろの成果を発表しましょう、と云う内輪の会。こっちは週イチでストレッチとバーレッスンを受けに行ってるだけなので、ほとんど見てる側なのだが、やっぱり練習だけより人に見せたり、見せてもらったりするは刺激になっていい。
生徒さんは、下は就学前のひよこちゃん達から70才過ぎたおじさま(この方ソシアル・ダンスをなさってたとかで、背筋はビシッと伸びてる、脚も180度開く。ダンディーで超カッコイイ)まで。
特に子供が楽しいのだけど、ひとり、これはというおチビちゃんがいた。
スタイルもいいし、脚の伸びがきれいでバレエ向き。先生に言ってみたら、やはり素質があって、何より本人がレッスンが好きだとか。がんばれ〜、受験になってもやめるなよ〜♪
どの子も中学くらいになると、ある程度踊り手としての天井が見えてくるけれど、プロの舞踊家にならなくてもずっと続けてほしいなと思うわけです。あの子達の人生を、これからもずっと踊りと音楽が豊かなものにしてくれますように…。
オバちゃんもがんばるからさ!(泣笑)
今回、本編より予告編を見て、一塁で膝蹴りくらって肋骨骨折気分(<意味不明)
やはり展開が早い。のっけから氏家に球八・球七・球二・球三郎とサクサク倒されてゆく。
それでも球一との一騎打ちは、なかなか引っ張ってくれた。
30年経って特攻氏家血管炸裂投法をTVで見る日がこようとは。
ちゃんと爪でボールの縫い目を切るところから、血は吹く、投球後に位牌がまっぷたつまでよくぞやってくれました。
でも、球一の位牌はナシだったな。
氏家慎次郎が一瞬にして浦島太郎…もとい老人と化し球場を去るが、案内する大門兄上が、なんだかこう施設の職員さんみたいなのがカワイイ(笑)
後半、ここからが本当のデスマッチだと宣言し、ピッチャーとして立つ球四郎。
その最初の的になるのは、球五。
大門がわざと落としたボールを蹴ってタッチ――まではともかく(いや、ともかくでは済まされないのだが)、倒れた相手の襟首つかんで引起こした上でとどめ刺したら、兄上……それ、間違いなく犯罪ですが。
…これはつらい…。
ただでさえ、このままでは父親殺しも説得力ないことになりそうな人なのに、どうしてこんなチンピラまがいのみみっちい真似を…!
本当なら球五は傷を負いながらも大門の喉元にくらいついて抵抗するのだ。痛めつけている相手に抵抗されることで、大門も一方的に優位には立てず力任せに振り払う結果、より残酷になるのだから。もちろん、良いとは言わないけどね。
頼む、この先なんとかして。
これじゃ、目が覚めたら情けなくて腹も掻っ捌きたく…(以下自粛)
ところで原作では、その後病院の廊下で繰り広げられていたシーンがグラウンドで展開する。
バットを折って大門に向おうとした球七を球三郎が止め、自ら兄を殴打するところ、
…見たかった…!
言ってもしかたがないとはわかっているが、本来、言葉や態度で追い詰め追い詰められ、これでもかと引っ張るところが『アストロ』のキモ。この兄弟対決も、殴ってぶつかり合って7p。
くどいようだけど…見たかった…!
球五の倒れたあと、球六が封印していた殺人X打法でダイナマイト拳を潰すのだが、役に立たなくなってしまった拳に対する球四郎の冷淡な態度にビクトリー内に軋みがおきる。
原作の球四郎、もう少しのらりくらり腹の見えない男だが、ドラマは策士と云うより土佐弁のキツさも手伝って暴君っぽい。
利害で動いている集団の脆さゆえ内部にも亀裂が入り、外からはアストロに追い詰められ、球四郎もまた一試合完全燃焼の信条に目覚め変わっていく、と云うことなのか。短時間でのもっていき方としては、なかなかよいと思うな。
ところかわって、峠コンツェルンの会長室。
ほんとうに大事な試合放って何をなさっているのか、シュウロの大将。九番目の超人は「サン・フランスィスコ」からお取り寄せらしいが、後でもいいんじゃないでしょうか?
監督が九人目の超人にかまけている間に、球八が5人掛かりで攻撃され負傷。
流血の止むことのない殺人試合に、温厚な球八が爆発する。
ガタイの割に大人しい役どころの彼の見せ場なのだが…顔も蹴られちゃったし、口の中切ってしゃべりにくかったんだよね?ね、そうだよね?そういうことにしとくよ、球八…(泣)
来週、バロン登場から人間ナイアガラまで30分で?!
果たしてシラフで見られるか…?
こっそり…ドラマ『アストロ球団・第七球』落穂拾い
けっこうマニアックなネタの拾い方をするのに、拾い上げてもらえなかった…
・盗塁を仕掛けて揺さぶる球七の脚に、大門兄上が「その気になったら足が折れている」ようなタッチ
・ホームでの怒り心頭兄上鉄拳顔面振り下ろし→すんでのところで弟回避
・氏家相手に、往生際悪く(by大門兄上)ファウルでねばる球三郎
演奏会プログラムの入稿完了!あとは輪転機が勝手に回ってくれる(<違)
今はメールで原稿もらえる、用意のいい人はファイルも作ってくれるから、ちょっと直して右から左。楽になったもんです。
10数年前、仕事で知り合った人と、既に過去の漫画になっていた『アストロ』の話で盛りあがり、文字書きの彼女に頼まれて、持っていたコミックスを資料に貸したところ、非常に美しい二次創作の短編を頂いた。
今年の春に部屋の模様替えをしたとき、整理していた書類の中から、本にする前に彼女が送ってくれた原稿が。わぁ♪
そのときは、まさか夏にドラマ放映なぞ知るよしもなく。『アストロ』きっかけに自分でBlog始めることになるなんざぁ思いもせず。世の中なにがあるかわかんないですよね。
それは、さておき小説。
南の島での、アストロ・ナインの休日を描いたほのぼのとしたものだが、腐った私が目を付けたのは、球三郎が他のメンバーに対するときの態度の違いである。
球六には →優雅な貴婦人のように余裕
球四郎には →けっこう強気
球一には →対等
球七には →からかいやすい相手と思っているらしい
球九郎には →常識的に応対
あとのメンバーは絡みがないので不明だが、彼女の目から見ると貴公子はこんな人に映ったんだねと、ひとり喜んでいる…(<大腐)
もひとつ。
2年ほど前に、かなり長い付き合いの音楽仲間から「昔、アストロの公式ファンクラブの会長だった。中島先生のとこにも行ったよ」と言われた。
漫画好きなのは知っていたが、どうしてアナタ今になって…そんなっ?!
人間関係の深淵を覗いたような気が致しました。
本当に世の中なにがあるかわからない。ドラマ『アストロ球団』の展開同様(泣笑)
イタリアは、ジェノヴァの「ピエトロ・ロマネンゴ」という菓子屋さんのアニスシードの砂糖がけ。
小粒なドラジェみたいなものだとご想像下さい。新宿・伊勢丹のイタリア展で購入。
アニスシードは、消化促進作用があるので、インド料理店に行くと食後にアニスシードと氷砂糖を混ぜたものをだすところがあるそうな。そういうエスニック料理好きには概ね好評で、味見してもらうつもりで振舞ったら、あっちゅうまに攫われちゃったわ。
頼む、85gしかないんだからぁ…!
どっかで見つけたら買っておいてね―と言われたけど、旅費出してくれるならジェノヴァまで行ってもようござんす。
噛むとひかえめな砂糖の甘さとアニスシードの芳香がほんわりひろがって、シンプルでしあわせな味。ピルケースに詰め替えて持ち歩き、食後にカリカリしてる。
内容量85gの小さなしあわせは、あと何日もってくれるのか?(笑)
アニスシード/Aniseed (Pimpinella anisum)
セリ科。中東原産の1年草。
種実はフェンネルのような甘い風味があり、リキュールの香りづけなどに使われる。
消化を促進し、痰を切り、咳を鎮める。
…「一試合完全燃焼」ボールは、留守番もできるらしい。
オールスター戦を延期させてしまったルール無用の格闘野球試合が始ろうとしております。
放送席、解説は金田正一さんで……あ?いらっしゃいませんね。
そのかわりと言っちゃなんですが、客席から長島茂雄さん、王貞治さんでお送りします。
前半、ほとんど登場人物紹介のようで、順に追っていくと箇条書きにしか…(泣)
打順は球五・球六まで回るも、兄弟対決から何から、ごくさらっと過ぎて行く。
ひとつのヤマであるはずの球一の初打席も、ひととおり原作に沿った描き方しているが引っ張らない。ユニフォームに傷もつかないスクリュー・ボールを背中に受けて終いじゃ、あの血と涙の丸太特訓は一体なんだったのか…。
連載で1年半以上掛かった試合(…)を、普通の野球中継並の時間でやっつけるのだから、しようがないと言えばしようがないのだが、さすがに流れが早すぎ。まとめて見ないとコメントし辛いかも。困りましたね…。
その割に氏家が大門の血混じりの水を飲むシーンとか、妙なとこ拾ってるんだから。
個人的に注目しているのは、球六と大門兄上なのだが。
セリフから判るのは、球六がやはり、一旦はビクトリーにつく気で陣流拳法総本山に赴いたことと、陣流拳法の何たるかを把握できる程度の間はあちらに居たらしいことだ。よく無事に手放してくれたもんだと思うけどね。そのへん、どうだったんでしょうか?
富士の秘密特訓場でのいざこざがカットされた分、このふたりの関わりが淡白になっている。
私、原作の、単に「富士山での礼をさせてもらう」だけで球六が大門につっかかるわけではないであろう、少し含んだところのある何かにつけての睨み合い、ツボなんですけどねぇ…。
そこらがあっさりしてしまったおかげで、大門の狙いはストレートに球三郎に向う。
アンドロメダ大星雲打法の打球を胸で止めなきゃならなかった悔しさなど、どうでもよくなったらしい。球六に目もくれません、兄上。
でもって…。
ロクさんたら、大門が球六を的にしようとするのを球三郎が防ぎきれなかったためではなく、飛んできたヌンチャクから伊集院・弟庇って大ケガ…。
ほぉぉぉ、そうか、あんたの方が庇うのか?
よくもまぁ、ふたりしてあからさまで恥ずかしい真似を……!(<恥ずかしいのは私の頭の中)
どうもケガも縫合が必要なほどでないらしく、「この傷が俺の過去の醜さへの代償になると思えば、むしろ大門に礼を言いてぇくれぇだ(本人談)」でカタがついたもよう。
あの「笑ってられる場合じゃないと思うがね!」の声と共に登場する場面見たかったのに〜。
ケガしたおかげで球二君も認めてくれたし、何だかキレイにまとまっちゃった。はぁ…。
――と思ったら、もう氏家慎次郎出撃だ。『ラバウル小唄』が判る自分がツライ。
演奏会プログラムの校正をしていて『トマス・ルイス・デ・ビクトリア(16世紀の作曲家)』に「は?ビクトリー?」と反応する自分にヘコむ今日この頃です。そういやヒューストン・アストロズがリーグ優勝したときも、スポーツ欄の見出しに心拍数上がったけな、っと。
昨日から不調…。
明日の深夜というか明後日の未明というか…には、たった30分なのに体力・気力の要るTV番組がまってるんで、さっさと休んで体調整えておかねば。