楽譜を持つと肩がこるんですよ

やっとこ本番がひとつ終わった。
別にプログラムが難曲で手におえなかったわけではないが、この数ヶ月のしんどかったことよ。
プロジェクトに関りあいになっていることそのものがツラかった。
ある団体の依頼を受けての舞台だったが、いちばんのネックは、本番指揮者とこちらの埋めようのない温度差。
何が原因かといえば、あちらのアマチュアに対して効果的だと思っている接し方が悉く的外れだったことと、最後まで相手に信頼して任せるという態度を見せなかったことに尽きる。
ステージにでる直前まで、アレコレ管理するのに躍起になっても、音楽って舞台に上げたら水もんなんだからさ。袖にスタンバってるのを急に呼び集めて音出し確認させるという、そこまでの緊張感ぶち壊しにするまねは如何なものか?

指揮者の配慮の拙さは、打ち上げでの挨拶がトドメだったと、うちの若いもんが言っていたが、
挨拶冒頭で
「合唱団の皆さん、ご苦労様でした」
とおっしゃったそうである。
彼は上司ではないし、我々は子飼いではなくて依頼された側だ。
「お疲れ様でした」もしくは「ありがとうございました」でしょ。人動かすのも、モノの言い方ひとつだったりするんだからさ。

お客様(音楽を生業としている)からは「みんな出てきたときから怒ってんのに、それでもちゃんと歌うんだからよくやるよね」とお褒め頂いた(…のか?)とおり、やるこたぁやりました。
『音楽』に対しては、誠実をもってよしとする。本番引っ掻き回すなんて大人気ないことは…。

でも「もりわきは頭に血が昇ってるくらいの方が自意識がどっかいっちゃって、いい歌うたえるんじゃないの?」ってのは、ぜったい嫌味だわ…。放っといてくださいよ。

ドラマ『アストロ球団』―第六球 前・後編―

伊集院さんちが絡むと時代劇調になるのだが、ある意味『アストロ』の扱いとしては正しい路線かもしれない。

球三郎が単身、陣流拳法総本山(注:実家。ビクトリー御一行様安い作りの道場で九星剣円陣稽古中)へ乗りこみ、兄・大門と対峙する。
大門兄上が、この先が心配なほどコワイのは私だけだろうか?
伊集院・弟は別の意味で見てるのがツライが、兄上は兄上で何だかこう…あっちにイっちゃってるかんじで(そういう作りで正しいと言ったら、正しいのだが)、私は時折画面を正視できずに俯いてしまうのだ。
ああ…回想シーンの子役可愛かったな。どうして二人ともあのまま大きくなってくれなかったんだろう……。

兄弟対決は未遂に終わり、屋敷を後にする球三郎の前に球六が現れる。引き止めるも、そのまま屋敷の中へ消えて行く球六。

そして、なんやかやあって丸太。(<はしょるな、こら)
一・七ファンは、テレビの前で悶絶もののシーンながら、私、とんだところへお邪魔してすみませんってかんじでした。つか、漫画以外だと何でこんなに恥ずかしいの…。

さ、後編だ!(逃)

……で。

球三郎の回想シーンから。

「陣流奥超拳 無意無感有耳音の極」――こうきたか。
父親を倒した兄上…ふ、ふふ…透明人間におなりあそばしました(泣笑)。

原作では大門が自ら身を引き、誤解が重なった末に父をと云う設定なのだが、父・千岩が球三郎を次期総帥に据えると言ったのを聞いてしまうことになっている。(納得できない球三郎に、父は「お前が後継者に相応しいまでのこと。他意はない」と答えるが、大アリだってんだよ)
今の段階では、ついに自分を蔑ろにするのは闇討ち同然に殺した前総帥の息子だからだと思い込むには弱い。父を手にかけるに至るまでの時間経過が判り難いので、どう過去話を進めるのか。
球三郎が選ばれたからだけではなく、父自身の問題のために必要以上に厳しく育てられてゆくなかで、大門の心のどこかに既に歪みが生じているのが描かれないまま、試合途中で真相が明らかになれば、気の毒に兄上、短慮で嫉妬深い若造だというだけになってしまう。
―はっ!すいません、ちょっと事情があって(笑)兄上に肩入れ中だもんで…つい長く。

球一がドリルで掌をわざと傷つける場面は、ドリルに手をかけた瞬間モノクロに転換する。凄まじいが夢とも現ともつかない見せ方になり、演出としてよかったかな、と…。
あのシーン原作で一番苦手なのである。なんせ実際のケガは平気でも、話で聞かされるとか漫画で見せられるのにめっぽう弱いので、原作読んでいても本を持つ手が思わず遠く…(^^;

そして、どこでどう話がついたかについては不明ながら、ロクさん無事アストロ入り。
後編の予告で兄上のボール串刺しを見て、富士の秘密特訓場に乗り込むかわりに道場で兄上と球四郎にズタボロにされ、それがきっかけでアストロ入団だな、と思ってたらどうも読み違いで。
何のために陣流拳法総本山まで行ったの?
もしかして、お手伝いの「とよ」さんからお家の事情を聞き出して、帰ってきたとか?


あ〜…それよりなにより。
お願い、誰か大門兄上に漢字の読み方ちゃんと教えてあげて下さい…(涙)

「アザがあれば、未経験者も可。研修制度あり」

なんだか、怪しいタイトルに…(笑)

「アストロ球団」の原作にしろドラマにしろ、ほんっとーにずっと気になってしょうがなかったことがある。
スポーツ各界の選手を寄せ集めたビクトリー球団に対し、アストロ・メンバーが、「専門では強い連中かもしれないが、野球はシロウトだろう」と言う場面がある。話の都合上、皆があれこれ言ってるときは、大概球三郎が聞き役だったりするのだが、あんた方忘れちゃあいませんか?
「そんなことできるのか?」(or そんなことできやしねぇよ)と言うのを聞いてる相手が、

ロッテ戦のつい5ヶ月くらい前は、レーサーだった。
その半年くらい前は、ただの高校3年生だった。 (ん〜…『ただの』じゃないか?)

…ってことを。
野球が好き好きでたまらないのに身体の自由が利かなかった球二はともかく、この人野球やったことないはずでしょうが。
ま、言う方も言われた方もまるで気にしてないみたいだけど(笑)。
――いいのかよ、それで?

言ってみるものだな!

合唱をやっている。
高校卒業した年からン十…やめとこ…(苦笑)。オーケストラ関係の合唱団をスタートに、現在は室内合唱団とアンサンブルに参加。
今、外部から出演依頼のあった公演の事務連絡係なのだが、出演予定だったのに本番指揮者に対する問題から途中でトンズラこいてくれたBassのおじさまに「そんな人だと思わなかった」「もう知らない、嫌いだ」とチクチクやっていたら、何かお詫びをとおっしゃる。
飲みの勢いでチョコレートケーキをホールでとか(店まで指定)あれこれ言ったら、今日ワインが届いた。

フレスコバルディ−モンダヴィ 『ルーチェ・デッラ・ヴィーテ 1997』

…うっわぁい…!
チョコレートケーキ・ホールが10倍くらいに大化け。ありがとうございます〜、つか、すみません、もう嫌いだなんて言いません!(<をい)
ところで、ワインを送った旨を知らせて下さったメールに「先日偶然こんな所を見つけました。これのお世話にならなくてもすむことを願っています」と言う文章とともにリンクしてあった先は『デイリーワインを高級ワインに変える裏技』というページ。

いわく、
「出来るだけ高級な木の香りの強い割り箸をビンに入れ、コルクで蓋をし10分待って取り出す」
「バーボンを大さじ1杯ほど加えても、同じような効果が得られる」
「コーヒー豆を数粒ボトルに入れて香りを移す、インスタントコーヒーをひとつまみ加える」

…ちょっと待て…。
「これのお世話にならなくてもすむことを願っています」
…ってどういう保存してらしたんでしょうかっ?!
私、割り箸やインスタント・コーヒー入れたくありません(T_T)。
でも、いちどスーパーで安いの買ってきて試してみたくなったけど。面白そう(笑)

ごあいさつ

ことの起こりは、『アストロ球団』である。
連載終了から30年近くたって、TVドラマ化。おそらく一度だってドラマ・アニメどころか、ドラマ・カセットの類すらでていないはず。――どなたかご存知の方いらっしゃいますでしょうか?
声優のイメージもついていない、中島徳博氏のあの濃い絵柄でイメージ決定のアレをいきなり実写…いったい、どうするつもりだと気を揉んでいるうちに、放映開始。
結局、私は友人Eに夏場から暑っ苦しく不満爆発させるはめになり、現在に至っている。

最近、彼女が「自分のやってるブログで一緒に書かないか、思ってることをぶっつけたらいい」と言ってくれた。
とりあえず、自分としては抑え気味ながら「夢を返せ!!」(苦笑…)とか心の叫びを吐き出させてもらったが、いろいろ書きたいことが沸いてきたので、自分で始めることにしてしまった。
アストロに限らず、音楽のことやらなんやら――気侭に、それこそ書き散らかしていこうかなと。
楽屋裏管理人日々徒然
☆プロフィール

もりわき

Author:もりわき
<こんなヤツです>
分 類:ヒト・♀・メゾソプラノ
・獅子座・A型
生息地:東京都内
好 物:音楽・甘味・酒・お茶
・アストロ球団
特 徴:ボール型のアザはないが、左足裏に種痘の接種痕がある
捕獲方法:酒と食い物で釣る

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